Monthly Health Report (2017.2)

今月のことば

ホワイトニング

歯は、加齢や食べものなどによる色素沈着で黄ばんでいきます。黄ばんだ歯を専用の薬剤で漂白するホワイトニングに関心を持つ人は、年齢や性別を問わず増えています。気になるのはその効果と費用ではないでしょうか。施術前に見極めておきたいものです。

ホワイトニングとは、歯のブリーチング。つまり、歯を漂白することです。歯科医院で歯科医師が施術するホワイトニング(オフィスホワイトニング)で行っている通常の手順は、①歯の表面に付着した汚れをクリーニングで落とす ②薬剤が歯肉(歯茎)につかないように、保護材で歯肉を覆う③専用の薬剤を歯の表面に厚さ1~2ミリほど塗る ④数分後、歯科用可視光線照射器で薬剤を塗った歯の表面を照射する。①~④の手順を一定期間置いて、3~4回ほどくり返します。

効果のほどは、どれくらいなのでしょうか。施術後、定期的にクリーニングを受けながら、色素の再沈着を避けるため、コーヒーや紅茶、ワインといった色素の多い飲みものはなるべく控え、歯みがきを欠かさずにしていれば、多少の黄ばみは避けられないものの、1年くらいは白さが保てます。ただし、効果は個人の受け取り方に左右される面があるので、歯科医と事前に話し合っておくことが望ましいです。また、光線過敏症、膠原病(こうげんびょう)、気管支ぜんそく、心臓疾患のある人などは受けられないこともあるので注意が必要です。

ホワイトニングは、本人の美意識を満足させ、生活の質を向上させるための施術なので、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。施設にもよりますが、費用は1歯あたり1,600~1,700円。正面の上下6歯ずつ計12歯に初診料を加えると3万円ほど。4回の施術に再診料などを含めると10万円以上かかります。