冬は血糖値が上がりやすい季節です。これは、寒さに対抗して身体がエネルギーを蓄えようとする働きが強くなることに加え、外出の機会が減ることで多くの人が運動不足に陥りがちなことに起因しています。さらに年末年始のイベントによる生活リズムの乱れもあいまって、血糖値の上昇を引き起こしやすくなります。
普段とは異なる食生活も、冬の血糖値を上げる要因の1つです。クリスマスやお正月といったイベントシーズンには食生活が乱れやすく、糖質やカロリーの摂取も増えます。普段とは異なる食事のリズムや間食の増加などにより、血糖値が上がりやすくなるため、注意が必要です。
血糖値が高い状態が続くと血管にダメージが蓄積し、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。高血糖は、初期段階では自覚症状が少なく見過ごされがちですが、倦怠感や頻尿、のどの渇きなどの症状が現れるケースもあります。このような兆候を感じた場合は、医療機関の受診も含め、早めの対策を講じましょう。
高血糖の予防・改善には、適度な運動をこまめに継続することが効果的です。とはいえ、寒い季節に無理をして外出することも身体に負担がかかります。家の中でできる軽い運動や、比較的暖かい昼間の時間帯の散歩など、ちょっとした運動を日常生活に取り入れてみましょう。定期的に、またこまめに身体を動かすことが、血糖値の安定につながります。
食生活の見直しも重要なポイントです。血糖値を急上昇させやすい食べ物(甘いもの、高カロリーのものなど)をできるだけ控え、野菜や海藻、雑穀類、キノコなどを積極的に取り入れることで、血糖値を抑えやすくなります。また、食べ過ぎた翌日は軽めの食事にするなど、食事にメリハリをつけることも効果的です。
適度な運動とバランスのとれた食事で、血糖値をしっかりと管理し、冬の寒さに負けない健康な身体を維持しましょう。
出典/明治安田生命保険相互会社