Monthly Health Report (2025.04)

あの日あのとき… なつかしの流行語

パンピー

「最近の若者言葉がわからない」という人も、よくよく考えてみれば、自分もかつては新しい言葉をどんどん使っていたはず。そんな懐かしの流行語の1つが「パンピー」です。

「パンピー」とは、「一般ピープル」を略した造語で、「普通の人」や「特別な趣味やこだわりを持っていない人」といった意味で気軽に使われていました。この言葉が広まった1970年代から1980年代は、経済成長が続き、さまざまな文化が花開いた時期です。音楽、ファッション、映画、スポーツ……それぞれのジャンルで熱狂する人が増え、多様な価値観が受け入れられ始めた頃でした。オタク文化やサブカルチャーが注目され始めた時代に、「パンピーにはこの良さが伝わらないかも」といった使い方がされることもありました。今で言う「ガチ勢」と「エンジョイ勢」の感覚に近いでしょうか。

「◯◯オタク」と「一般の人」を分ける考え方は、今では徐々に薄れつつあります。流行語1つとっても、時代の空気というのはこれほどまでも鮮やかに現れるのですね。