Monthly Health Report (2025.04)
ゆるやかメンタルヘルス術
疲れた心に、ほっとする1杯を
ハーブティーを楽しもう
ストレスや疲れがたまると、心も身体もバランスを崩しがちに。そんなときは、ハーブティーでほっと一息つきましょう。今回は、ハーブティーの効果やメリットはもちろん、初心者さんでも安心できる手軽な選び方、そして、お悩み別のオススメハーブティーをご紹介します。
ハーブティーの良いところ
ハーブティーの香りがもたらすアロマ効果は、心の緊張を和らげるのに役立ちます。香りは嗅覚を通じて脳の視床下部に伝わり、自律神経に作用します。たとえば、ラベンダーの香りは副交感神経を優位にし、リラックスを促します。香りをより深く味わうために、湯気をゆっくり吸い込みながら飲むことで、効果がより高まるでしょう。
さらに、ハーブティーに含まれる成分には、副交感神経を優位にしてリラックスを促すものが多くあります。ストレスや疲れが続くと、交感神経が優位になって心身が緊張しやすくなりますので、夜眠る前にハーブティーを飲んで副交感神経のスイッチをオンにしてあげましょう。カフェインを含まないのも、ハーブティーの良いところです。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、交感神経を刺激して覚醒作用をもたらしますが、ハーブティーにはその心配もありません。
ただし、ハーブティーは薬ではないため、効果には個人差があります。また、持病がある方や服薬中の方、妊娠中の方は、副作用のおそれがあるため、医師に相談してから飲むことも大切です。
初心者さんも安心♪ハーブティーの選び方
ハーブティー初心者さんは、まずはシングルハーブから試してみましょう。シングルハーブとは、1種類のハーブだけを使ったお茶のことです。クセが少なく飲みやすいものとして、カモミールやミント、ラベンダーなどが人気です。
飲みやすさも重要なポイントです。ハーブは種類によって風味が大きく異なります。まずは少量から試して、自分の好みに合いそうなものを選びましょう。味が苦手な場合は、はちみつや牛乳を加えると飲みやすくなるものもあります。専門店の店員さんに相談してみるのも良いですね。
慣れてきたら、複数のハーブを組み合わせたブレンドティーに挑戦してみましょう。ブレンドすることで飲みやすくなる場合もあります。右ページではお悩み別にオススメのハーブティーをご紹介しますので、自分にぴったりの1杯を見つけてみてくださいね。
「疲れ」や「ストレス」を癒やしたい人には……
- ■カモミール
- カモミールは、甘いリンゴのような香りが特徴で、ストレスによる緊張を和らげる効果があります。胃腸の働きを整える作用もあるため、ストレスで胃の調子が悪くなる方にもオススメです。
- ■レモンバーム
- レモンバームはレモンに似た爽やかな香りが特徴で、ストレスによる気分の落ち込みを防ぎ、気持ちをリフレッシュさせてくれます。仕事の合間や、気分転換をしたいときにもオススメです。
- ■セントジョンズワート
- セントジョンズワートは、「天然の抗うつハーブ」とも呼ばれ、ストレスによる気分の落ち込みを和らげて心のバランスを整えてくれます。ただし、薬との相互作用があるため、妊娠中の方や服薬中の方は、飲む前に必ず医師に相談しましょう。
「心を前向き」にしたい人には……
- ■ペパーミント
- ペパーミントは、スッとした清涼感のある香りが特徴で、ストレスや疲労感を和らげるだけでなく、頭をスッキリさせて集中力を高める効果も期待できます。朝のひとときや、長時間の作業で疲れたときにオススメです。
- ■ローズヒップ
- 「ビタミンCの爆弾」とも呼ばれるローズヒップは、身体の内側からエネルギーをチャージできるハーブです。疲れが溜まっているときや元気が出ないときのほか、ストレスによる肌トラブルが気になるときにも効果的ですよ!
- ■ジャスミン
- ジャスミンの柔らかい香りには、気分を明るくする作用があります。落ち込んだときや心が疲れたときに飲むと、自然と前向きな気持ちになれるでしょう。
リラックスして「安眠」したい人には……
- ■ローズ
- ローズの甘く優雅な香りには鎮静作用があり、ストレスや不安を和らげて深く眠りたい夜にぴったりです。また、女性ホルモンのバランスを整える作用もあるため、月経前の不調や更年期症状の改善にも役立ちます。
- ■ラベンダー
- 鎮静効果やリラックス効果が高い、ラベンダー。寝る前にラベンダーティーを飲むと、自然と眠気が訪れます。ストレスによる緊張性の頭痛を和らげる作用も期待できます。
- ■リンデン
- 不眠症の改善に役立つリンデンは、ヨーロッパでは「グッドナイトティー」とも呼ばれます。穏やかな甘みと香りを感じながら飲むことで、心身もほぐれていきますよ。
出典/明治安田生命保険相互会社