Monthly Health Report (2024.06)

あの日あのとき… なつかしの流行語

ハイカラ

「ハイカラ」は、明治後期から大正初期にかけて日本で大流行した言葉です。もとは英語の「high collar(ハイカラー:立ち襟)」を略したもので、西洋風のファッションやライフスタイルなど、都会的で洗練された人や様子を指して使われました。

当時の日本は国際化への憧れと、自国文化の変革への意欲が高かった時期です。アメリカ帰りの人々が持ち帰った洋服やハット、アクセサリーといった西洋式のスタイルに、日本人は少なからず衝撃を受けました。西洋風のスタイルに憧れて真似をする層は、エグゼクティブから庶民まで多岐にわたり、洋装はもちろん、学問や教育、娯楽、生活様式……と、幅広い分野で「ハイカラ」なスタイルが流行したのです。

時は流れ、昭和に入っても「ハイカラ」という言葉は消滅せず、少女漫画『はいからさんが通る』などの作品を通して、時代を映し出すシンボルとして使われ続けました。さまざまなものがリバイバルブームを迎える今、「ハイカラ」にもオシャレな響きを感じ取る若者がいるかもしれませんね。