Monthly Health Report (2024.09)

今知りたい 季節の健康コラム

秋バテ

季節の変わり目に生じる「秋バテ」は、多くの人が感じる心身の不調を指します。「秋バテ」は秋に特有の疲労感や食欲不振などを指す言葉で、身体のだるさ、疲れのとれにくさ、頭痛、めまい、食欲不振、やる気や集中力の低下など、夏バテにも似た症状が現れます。

秋バテの大きな原因として、気候の変動があげられます。秋は朝晩の気温差が大きく、体温調節がうまくいかないことから自律神経のバランスが崩れやすくなります。さらに、湿度の変化も秋バテの原因となります。夏から一転して乾燥した空気に包まれる秋は、鼻や喉、気管支、肺といった呼吸器官や、胃腸などの粘膜に負担がかかりやすくなります。秋の入口には、夏の疲れが残る身体にこうした変化が追い打ちをかけ、秋バテの症状が生じます。

秋バテの予防・改善には、まず寒暖差の影響を小さくする工夫が必要です。室内の湿度や温度を適切に保ち、クーラーで身体を冷やしすぎないように羽織物で調節しましょう。また夜はシャワーだけで済ませず、40℃程度のお湯にゆっくり浸かる入浴習慣をおすすめします。

バランスのとれた食事も大切なポイントです。疲労の回復に役立つビタミンCや良質なタンパク質、心身を元気に保ってくれるビタミンBや鉄分が多く含まれる食材を、積極的に取り入れていきましょう。適度な運動も、自律神経を整えてストレスを軽減するのに役立ちます。ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で取り入れていくのがおすすめです。さらにストレス管理も重要です。趣味や楽しみの時間をつくって心のリフレッシュを図り、瞑想やヨガといったリラクゼーションを取り入れて、ストレスを軽減していきましょう。

正しい知識と適切な対策をとることで、季節の変わり目も快適に過ごすことができます。この秋は、健康管理に一層の注意を払い、心身ともに充実した日々を送りませんか?