Monthly Health Report (2024.10)

あの日あのとき… なつかしの流行語

コールテン

「コールテン」とは、コーデュロイとも呼ばれる、表面に特徴的な縦畝(たてうね)がある生地素材のことです。この素材は、柔らかな手触りと高い保温性を持ち、特に秋冬のファッションアイテムとして昔から親しまれてきました。

コールテンの名前は、フランス語の「corde du roi(王様の畝)」に由来しています。もともとは古代エジプトで生まれた織物にルーツを持ち、フランスではルイ14世に仕える庭師が着用していた素材とされています。その後、一般にも広く普及し、日本では明治中期ごろから盛んに製造され始めたとされます。昭和後期ごろまでは、「コール天(コールテン)」の名称で親しまれていました。

現代は「コーデュロイ」としておなじみのコールテン。とくに秋冬もののジャケットやパンツ、スカートなどには欠かせないアイテムの1つです。独特の光沢と手触りを持ち、暖かさとスタイルを両立するコールテンは、この先も末永く、世界の老若男女に愛されていくことでしょう。