Monthly Health Report (2025.12)

あの日あのとき… なつかしの流行語

バイビー

「バイビー」という言葉を覚えていますか? チャーミングな響きを感じるこの言葉は、明るい別れのあいさつとして、広い世代に使われていました。流行がスタートしたのは、1980年代初頭。お笑い番組やアイドル文化を通じて若者たちの間に広まり、やがてビジネスマンや主婦層などにも波及していきました。

語源は英語の「Bye-bye」。語尾をのばして「ビー」と言うことで、どこか愛嬌のある響きになっていますね。「さようなら」だとやや堅苦しすぎる、「バイバイ」では名残惜しい。そんなときに、明るく軽やかな雰囲気のまま別れを告げる言葉として、人々を虜にしたのでしょう。電話を切る前や、友人との別れ際、手を振りながら「バイビー!」と笑う。その一瞬には、別れとはいえ前向きな気持ちが宿って聞こえます。

近年、「昭和レトロで可愛い言葉」として「バイビー」が再び注目されています。時代を超えて愛されるのは、「別れにも笑顔を添えたい」という思いがあるからかもしれませんね。