幸せの国と呼ばれるブータンでは、年数回、各地で「ツェチュ」と呼ばれる祭事が行われます。ツェチュとは現地の言葉で「月の10日」を指す言葉。ツェチュ祭はブータンに仏教を広めた聖者パドマ・サンババの偉業を称え、彼の生前、月の10日に起きたとされる数々の出来事を記念する法要の儀です。パロ・ツェチュ(3~4月頃)、クジェ・ツェチュ(6~7月頃)、ティンプー・ツェチュ(9~10月頃)など、ブータン各地で特定の時期に開催され、僧侶による仮面舞踊や巨大な仏画の開帳などが厳かに執り行われます。
開催地 | ブータン王国 |
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名称 | Tsechu |
開催時期 | 開催地により異なる |
開催頻度 | 年数回 |
出典/明治安田生命保険相互会社