Monthly Health Report (2025.03)

今知りたい 季節の健康コラム

春の頭痛

春は穏やかな陽気で過ごしやすいものですが、反面、頭痛に悩む方が増える季節でもあります。春の頭痛は、気温や気圧の変動、新生活のストレス、さらには花粉症などのアレルギーが引き金になることが少なくありません。原因を正しく理解し、適切な対策を取りましょう。

春の頭痛の大きな要因の1つは、気候の変化です。春先は気温が急激に変動し、天候も不安定になるため、自律神経に大きな負担がかかります。とくに気圧が急激に下がると脳内の血管が拡張し、ズキズキと痛む片頭痛を引き起こすことがあります。このような頭痛は天気予報を通してある程度の予測が可能ですが、完全に避けることは難しく、日頃のケアも重要です。

また、新生活が始まるこの季節は、環境の変化によるストレスも頭痛の原因となります。新しい人間関係や仕事に慣れようと、無意識に緊張が生じることで、肩や首の筋肉が固まりやすくなり、緊張型頭痛を引き起こします。さらに、春は生活リズムが乱れがちで、睡眠不足や疲労の蓄積が頭痛を誘発する要因となります。

さらに見逃せないのが花粉症の影響です。花粉症が原因で鼻が詰まり、副鼻腔炎を引き起こすと、顔や頭に重い痛みを感じることがあります。これらの症状を改善するには、アレルギー症状を抑える薬の活用や、花粉をシャットアウトする生活習慣が効果的です。

春の頭痛を予防・改善するためには、まず生活習慣を整えて自律神経を労ることが大切です。ウォーキングやヨガなどの適度な運動も、血行を促進して自律神経を安定させます。また、睡眠不足はストレスを増幅させ、頭痛を悪化させる原因になりますので、毎日7~8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。

食生活の改善も頭痛対策に役立ちます。マグネシウムやビタミンB2を多く含む食品(ナッツ類や魚、緑黄色野菜など)を積極的に取り入れ、カフェインやアルコール控えめにしましょう。