Monthly Health Report (2025.03)

ゆるやかメンタルヘルス術

「緑の癒やし」を心にプラス
簡単! ガーデニングを楽しもう

忙しい日々の中、ふと「疲れたなぁ」と思う瞬間は誰にでもあるもの。そんなときは、ガーデニングを始めてみませんか?植物や土と触れ合う時間は、疲れた心に癒しと元気を与えてくれます。今回は、初心者さんにもオススメしたいガーデニングのポイントについてご紹介します。

ガーデニングがもたらす癒しの効果とは

ガーデニングとは、植物や花を育てたり手入れをしたりする趣味の庭仕事のことです。植物と触れ合う時間には、大きなストレス軽減効果があります。

たとえば、土いじりや植物の世話をするとき、私たちの体内では「セロトニン」という幸せホルモンの分泌が活発になります。セロトニンは不安感やイライラを抑え、精神を安定させるホルモンで、ストレスの軽減に効果があります。

また、ガーデニングは五感を刺激する活動でもあり、これは心のリフレッシュに繋がります。たとえば、みずみずしい花の香りや葉の色、土の感触などを楽しむことで、脳が程よい刺激を受けます。

こうした感覚刺激は「感情の調整」にも役立ち、落ち込んだ気分を和らげたり、日常に活力を取り戻したりする効果があるのです。

身体にも嬉しいメリットがある

植物の世話を通して軽く身体を動かすことで、身体にも良い影響が現れます。とくに、忙しい生活の中で運動する時間を確保するのが難しい方にとって、ガーデニングは「日常の中の運動」として体力維持の一助になってくれるでしょう。

鉢植えのために土を混ぜたり、植物に水をやったりする行為は、意外と全身を使うものです。こうした動作は、肩こりや血行不良の改善にも役立ちます。

また、日中に屋外でガーデニングをすることは、免疫機能を向上させ、睡眠の質を向上させるためにも良い習慣です。日光を浴びると、体内でビタミンDの生成やセロトニンの分泌が活性化します。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨を強化するとともに、免疫力を高める効果がある成分です。もう一方のセロトニンは、夜になると睡眠ホルモン「メラトニン」に変化して、自然な眠気へと導いてくれます。

このように、ガーデニングには心身に嬉しいメリットがたくさんあります。「最近なんだか疲れているかも……」「心に優しい趣味がほしいな」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

こんな人にとくにオススメ!

初心者にオススメの育てやすい植物

■花
ガーデニング初心者にオススメの花は、丈夫で育てやすく、種類も豊富なパンジーやビオラ、ペチュニア、ガザニア、クレマチス、マリーゴールドなど。これらの花は、病気や害虫に比較的強く、ベランダやプランターで綺麗に咲かせることができます。
■多肉植物
アロエ、セダム、サンスベリア、エケベリアといった多肉植物は、水やりの手間が少なく、室内の小さなスペースでも育てやすいのが特徴です。
個性的なシルエットがインテリアとしても映え、手入れも簡単で長く楽しめます。
■ハーブ/野菜
バジル、ミント、ラベンダー、ローズマリー、タイム、シソといったハーブ類は、丈夫なものが多く、初心者にぴったりの植物です。少しの手入れでぐんぐん育つうえ、料理やお茶に活用でき、育てる喜びを実感できます。また、ミニトマト、ナス、キュウリ、ゴーヤ、ラディッシュといった野菜類も初心者にとって育てやすく、収穫する楽しみも味わえます。
■観葉植物
パキラ、ガジュマル、モンステラなどは、葉の形や樹形を楽しむ観葉植物です。室内でも育てやすく、年月を経てだんだんと大きくなっていく様子も醍醐味の1つといえます。

ガーデニングは小さなスペースでもOK!

ガーデニングは、ベランダや室内の小さなスペースでも充分楽しめます。

ベランダでは、プランターを使った栽培がおすすめです。とくに日当たりや水はけを好む植物は、室内よりも屋外のベランダで育てると良いでしょう。棚やラックを置くことで、スペースを有効活用し、より多くの植物を楽しむことができます。

室内で育てる場合、鉢植えの観葉植物や、小型のハーブがオススメです。窓辺や棚の上に小さな鉢を並べて、好きな植物を育ててみましょう。吊り下げ型の鉢や壁掛けプランターを活用すると、狭いスペースにも植物を配置できます。

どちらの場合も、植物の特性を見極め、水やりや日当たりを管理することがポイントです。あなたも自宅のちょっとしたスペースを活用して、ガーデニングを楽しんでみませんか?