Monthly Health Report (2025.07)

あの日あのとき… なつかしの流行語

バリ3(バリサン)

「バリ3(バリサン)」という言葉を知っていますか? これは1990年代に流行した言葉で、「電波がバリバリ3本立っている(=電波の状態が良好である)」という意味です。当時の携帯電話やPHSの画面では、アンテナマークが3本線で表示されていました。アンテナ表示が3本すべてオンになっていれば「バリ3」、つまり電話が繋がりやすいというわけです。

この言葉が流行したのは、ポケベルから携帯電話へと移行し始めた1990年代前半。「どこでも通話できる」という携帯電話の便利さは、多くの人を虜にしていました。ただし、電波塔の技術や普及状態は発展途上で、地下や建物の中では圏外になることもしばしば。電波が入る場所を探して歩き回ることも日常茶飯事だったため、携帯電話のアンテナが「バリ3」になる場所は喜ばれたものです。

技術の進歩とともに携帯電話は進化し、「バリ3」という言葉も姿を消しました。それでも、その響きには今もあの頃の空気が詰まっています。